六本木アートナイト 2015

April 01, 2015
六本木アートナイト2015において、齋藤精一がメディアアートディレクターに就任。

参加者が操作してコミュニケーションができる巨大ミラーボールを搭載した「アケボノ号」と、800個の提灯LEDを搭載した「ハル号」を制作した。

「アケボノ号」は六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館の3拠点を回遊し、ライブパフォーマンスではHifanaをはじめとする豪華ゲストがライブを盛り上げた。「ハル号」は参加者がスマホを通して発信するメッセージを、六本木のパブリックデータとミックスし提灯アレイディスプレイにビジュアライズするインスタレーションである。

また六本木交差点街頭ビジョンでは、六本木のココロをビジュアライズするプロジェクト《ROPPONGI DATA OF MIND》を実施。「もしも都市が生きていたら」をテーマに、六本木に反応する人格を作成し、Googleのプログラムサポートのもと、Google トレンド API 等、様々なパブリックデータを収集し、街頭ビジョンで六本木の”今”をビジュアライゼーションした。

これらは5年後の東京、あるいはその先に向けて、アートを介した街の作り方、どんな表現の方法があるのか。都市とアートとテクノロジーを掛け合わせ、未来の東京のあり方を問う実験的なプロジェクトである。
Credit
六本木アートナイト2015

アーティスティックディレクター:日比野克彦
メディアアートディレクター:齋藤精一(Rhizomatiks)

日時:2015年4月25日(土)10:00~4月26日(日)18:00

開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、 21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、六本木アートナイト実行委員会 【国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、森美術館、森ビル、六本木商店街振興組合(五十音順)】